Monday, December 19, 2011

食品の裏側

「食品の裏側」(阿部司著、東洋経済新報社、¥1,400税別)を読んでしまいました。
なんとおそろしい!
著者は息品添加物の名人
多くのヒット食品を開発しました。

一例
醤油はご存知のとおり、大豆と小麦と塩とに麹を加え、一年熟成させます。
人が生きていくのに、最低でも48種類の栄養素が必要です。
でもビタミンB群の中には、野菜にも肉にもなく、醸造されたものだけに、ふくまれているものがあります。
醤油は大切な生きるための栄養素です。
以上は私の付け足し

醤油は材料、熟練職人人件費、工場設備費などで、¥1,000くらいが妥当な値段。まなぜかスーパーでは¥200円足らずで売っています。
これは醤油もどき。
大豆油かすに塩酸を加え、人工着色、甘味、香料を加え一丁あがり。
醸造なし。もちろん栄養を期待してはいけません。
いますぐラベルをみてください。
アルコールやアミノ酸が入っているのが醤油もどき。
¥100でも儲かります。

この近所でも醤油醸造所がいくつもありました。
みんな潰れました。
かれらの営業努力が足りないわけではありません。
我々が悪いのです。
醤油もどきばかりを買うせいです。
もうすぐ醸造業が全滅です。日本の食文化が壊れ、健康が損なわれます。

まともな食品で子供達を守ろうとする提案が起こされています。
また我が姫路の地にも著者がきてくださる予定があるそうです。
なるべく早く!