Thursday, November 13, 2014

2014,11/14&11/16 礼拝メッセージより

有名な作家の林真理子が「何年も原稿料が滞ってるので、支払ってもらうまで次は書かない」という発言がニュースになりました。相手はいかがわしい出版社ではなく、その方面では著名な編集者のようです。
一流の出版者が一流の作家にギャラ出せないほど、出版業界は大変なようです。
ましてキリスト教会の出版事業は、どこもエリアの車(火の車)をたくさん所有していることでしょう。
最近我がfacebookのお友達に、クリスチャンのマンガ作家がなってくれました。
伝道のために書いた作品が、各国後に翻訳され、聖書協会でも膨大な出版数が売れてるのに、原稿料がもらえないそうです。
 それ即ち、神のみこころではないという思いに陥ったようです。
聖書の真理をマンガで済まそうなんて、信仰者としてはあってはならないということのようです。マンガに頼る人が増えることは神のみこころに反するという思いです。
私がコメントとして「判断は尊重しますが、読者には信仰も初心者なら、年を経ていても読解力も初心者の人が多いので、伝道の使命はちょっと置いて、ご自分の各書研究の成果として、また信仰告白として続けられたら、喜んでくださる読者が多いのではないでしょうか?」とメールしました。

自分の人生の目的はこれだと励んでいたのが、神のみこころではないと思える時があります。大変苦しい時です。
多くの女性にとって、子を産み、育て、次世代に繋ぐのを、人生最大の目的としている方が多いと思います。ハンナはそれが、神によって止められているように思いました。
こればかりは、いくら努力しても、神からの授かりものです。
でも必死で祈りました。エリはその激しい祈りの様子を酔っぱらってるのと間違いました。
そして神がそれに答え、念願の子を得るに至りましたが、さすがハンナ、大切な「我が子!」といった独占的な態度をとらず、神に捧げるとして、エリの弟子にして、自分は離れていきました。人生の主目的を果たせば、それに執着しないさっぱりとした気分のようです。
キリストの弟子達は、やはり地上的な富と名誉と権力を欲していました。
立派な建築物は富と権力の象徴です。
弟子達はいずれそれを管理する立場を目指していました。
ところがキリストは、それらが全部崩れると預言しました。
そして預言通りとなりました。
しかし、その頃には、弟子達もしっかりと成長していて、キリストの仕事を果たす喜びは、地上の富みや権力など、ちりあくたと感じるほどになっていました。

ヘンデルがメサイヤを作曲した時、ミレーが自分の才能を疑い、パリからバルビゾンに引っ込んだ時、彼らは最高の仕事をやり遂げました。
人生最大の目的に励む時、大きな絶望がそこにあり、それを神の力をのみ、より頼む時、成就に導かれます。

先週の礼拝メッセージと同じ内容になりました。
信仰と行動。
祈りと神のみこころを求めることなく、行動が先立つと空回りばかり。
行動が無く、祈ってばかりでは、何も起こらない。
神の領域と人の領域を心得て、最大の使命を果たす喜びを得ましょう。


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